3名の歯科医師が、訪問歯科を担当しています。訪問歯科での診療歴18年以上の院長をはじめ、訪問診療で15年以上の豊富な経験がある女性歯科医師、訪問診療を専門で行う歯科医師も在籍(※)。訪問診療に関する知識や経験が豊富です。
全身の状態も考慮した上で、患者さま一人ひとりに適切な治療をご提供。認知症の症状がある、お体の動きが不自由など、通院が難しい患者さまのご自宅や施設におうかがいして歯科診療を行っています。
認知症の患者さまは、噛む・飲み込むといったお口の機能が低下しやすいため、歯科治療が必要なケースが多いのですが、同時に治療に協力的ではない場合も多いと言えます。そんな時も、当院の訪問診療担当医は対応可能です。認知症の患者さまの治療の注意点を踏まえて診療を進めていきます。また、お身体に麻痺がある患者さまも、お口の環境が悪化しやすい傾向にあり、歯科治療を必要とされています。当院の歯科医師は、そのような患者さまにも全身状態に配慮した治療をご提供できます。
お口の治療やケアだけに限らず、全身疾患にも配慮しながら診療を行う当院。市立大村市民病院と連携し、一人ひとりの患者さまに合わせた治療をご提供しています。
(※2019年現在)
ご高齢の方は、食べものを飲み込む機能が低下しやすいため、しっかりとお食事できていないことがあります。さらには、食べものが誤って気管に入って起こる「誤嚥性肺炎」を起こすことも・・・。しかしながら、きちんとケアを受けてお口の機能が改善すれば、安全にお食事を楽しむことができます。そうすることで、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質や幸福感)を高められるのです。
当院の訪問診療では、お口でしっかり食べて栄養を摂るために、噛んだり飲み込んだりするために必要な機能「摂食・嚥下」(せっしょく・えんげ)のリハビリや訓練を行います。実際に食事をしている様子をチェックし、摂食・嚥下の機能に問題がないか、確認します。
むせやすい・飲み込みが不自由という方が安全に食事を摂れるように、ご家族に対し、食事の形態に関してお教え。患者さまのご状況に合わせた飲み込みやすい食事の形態や調理法がありますので、それについてアドバイスします。さらに、ご自身で食事をするのが難しい方には、ご家族に食事の介助方法をご指導。食事を摂る時にむせないように、食べる時に最適な姿勢や、食べ物をお口に運ぶペース、お口に入れる量など、具体的に活用していただけるアドバイスをしています。
お食事の際にむせやすい、飲み込みにくいといったお悩みがありましたら、当院にご相談ください。末永くご自身のお口から食事を摂れるように、サポートします。
当院は「経口維持加算」が認められています。経口維持加算は、要介護者がお口から食事を摂るための支援を目的として厚生労働省が定めたものです。当院はこの基準を満たしており、訪問診療において、要介護者のお口の健康を維持するためのケアに対応できることが認定されています。お気軽にご相談ください。
介護が必要な方は、たとえ手厚くご家族のサポートを受けられる場合でも、お口を清潔な状態で維持し続けることは難しいものです。定期的にプロがお口の中をキレイにすることで、気持ちよく過ごせます。
訪問診療の経験が豊富な歯科衛生士が在籍していますので、患者さまの全身の健康状態に配慮しながら、お口のケアを行います。ご自身やご家族の方が行う歯磨きや入れ歯のお手入れ方法についても、無理なく続けられるようにアドバイスしますので、ご安心ください。
お口の中を清潔に保つことは、お口の細菌が肺に入ることで起きる「誤嚥性肺炎」の予防にもつながります。ご自身やご家族による毎日のセルフケアは大切ですが、そこにプロによるケアを加えることによって、お口の健康を通じて全身の健康維持を図れます。
訪問診療の専門スタッフを揃えているので、午前中に予約(お申込み)すれば、最速で当日の午後、または翌日には訪問可能です。
お口のトラブルはお食事を摂ることにも影響するため、全身の健康状態に関わってきます。ご依頼があれば、すばやく対応できるよう心掛けています。
平日9:00~17:00(休診日:土曜・日曜・祝日)
平日9:00~20:00/土曜9:00~17:00
(休診日:日曜・祝日)
訪問歯科協会の専属オペレーターが代理でお申込みを承ります。後日、医院から改めてご連絡いたします。